気温がぐんぐん上がる6月~7月、そして9~10月ごろの時期は、日中の気温が25度前後になる日も珍しくありません。暖かく過ごしやすい一方で「半袖を着ると寒い?」「長袖スタイルならどのくらいの薄さがいい?」など、服選びに迷ってしまう人も多いのではないでしょうか? 服装の正解は、25度が「最高気温」なのか「最低気温」かによっても変わります。今回は、気温25度の日のおすすめコーデ31選をたっぷりご紹介。着こなしのポイントも解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね!
25度ってどのくらいの体感温度?
ただし、気温25度といってもそれが「最高気温」なのか、「最低気温」なのかによって体感は大きく異なります。
最高気温25度のコーディネートのポイントとは?
その一方で、朝晩は気温が下がって冷え込むことも。朝早くや夜に出歩く場合は、羽織ものを使った体温調節が必須です。カーディガンや長袖シャツ、薄手のブルゾン、ジャケットなどのサッと羽織れるアウターや、肩から掛けて防寒に使える薄手のストールがあると安心ですね。
最低気温25度のコーディネートのポイントは?
なお、最低気温25度の日の建物内では冷房が効いている場合も多いもの。さらには日差しも強いので、冷房の冷え対策&紫外線対策として薄手の羽織ものをバッグに忍ばせておきましょう。
半袖トップスを使ったコーデ
5分袖ブラウス&軽やかスカートで暖かな日差しを楽しむ
暖かい日には明るく軽やかなコーデが楽しみたくなるもの。きちんと見えが叶うバンドカラー&細かなギャザーが上品で女性らしい雰囲気を作ってくれます。5分袖デザインで二の腕カバーしつつ、ギャザーデザインで涼しく過ごせるのも◎。程よい透け感があるフレアスカートを合わせ、やわらかくフェミニンなスタイリングに仕上げて。
さりげないマリン柄ブラウスで大人っぽカジュアルに
ブルーにイエローが効いたブラウスは、季節らしいマリン柄が大人かわいい!最低気温25度の暑い日には1枚で、お揃いのスカートを合わせてワンピコーデを楽しんで。最高気温25度の日には、薄手のカーディガンを足しても◎。バッグやサンダルはメッシュ&コードタイプを選び、「線」を意識すると洒落感たっぷりに仕上がります。
トレンドのシアーブルゾンも五分袖なら新鮮な印象に
今季もまトレンドのシアーブルゾンは、五分袖&クロップド仕様を選ぶことで、抜け感のあるスタイリングが楽しめます。ボトムスに同系色のカーブパンツを合わせれば、「透け感」「凹凸感」「ベージュのグラデ色」がMIXされたこなれカジュアルが完成。カーブした縦長シルエットを活かすため、足元には大人っぽい印象のヒールサンダルを合わせて。
さらりと気持ちいいサマーニットで大人かわいく
色とりどりのカラーアイテム。強めのカラーが元気をくれるうえ、コーデのよいアクセントになります。中でもおすすめなのが、オレンジやピンク、赤などの“血色カラー”。顔周りにもってくることで、くすみがちなお肌をイキイキと見せてくれる効果が期待できちゃいます。上半身にインパクトを持たせたいときは、ボトムスをベーシックな色味のものにするとバランスがとりやすいです。
黒Tシャツ×インパクト柄パンツで遊び心たっぷりに
シンプルな黒Tはどんなコーデにも合わせやすい万能アイテム。切り替えで立体感&抜けのある着こなしが楽しめる構造的デザインの袖。無地なのでシンプルなボトムスはもちろん、柄パンツとの合わせも◎。ストライプ柄が印象的なパンツと合わせれば、遊び心たっぷりな大人カジュアルの完成です。パンツを引き立たせたいので、小物類はシンプルにまとめて。
ワンピース・オールインワンを使ったコーデ
カジュアルにも上品にも着こなせる優秀ワンピースのコーデ
ほんのりシアー感のあるライトツイル素材で仕立てたシャツワンピースは、1枚着としても羽織としても着回せる優秀アイテム。上品に見せたいときは、共布の腰ベルトでブラウジングした着こなしがおすすめ。レディな雰囲気のサンダル&バッグを合わせれば、大人のサマーコーデが完成。歩くたびにふわりと揺れる裾が、エレガントな佇まいを作ってくれます。
Aラインワンピースはロイヤルブルーで凛とした美しさに
鮮やかで美しいロイヤルブルーが印象的なワンピースは、品よく決めたいときにおすすめ。裾の切り替え&ギャザーが女性らしくエレガントな雰囲気を作ってくれるから、特別なお出かけにも対応できます。少し冷えるときや冷房が効いた室内では、カーディガンを肩掛けにして対策を。白×黒のバイカラーがきちんとした印象を作ってくれます。
定番のストライプシャツワンピースはピンクで今年らしく!
カジュアルスタイルの定番、ストライプシャツワンピースは「ピンク」を選ぶことで一気にトレンドっぽさ満点!プレイフルなカラーが顔周りを明るく見せてくれるから、元気な印象のスタイリングが楽しめます。インナーボトムスにはリネンハーフパンツを合わせてヘルシーに。サンダルなら大人っぽい印象に、スニーカー合わせならアクティブな印象に見せられます。
半袖ワンピ+ボウタイできちんと見えを狙って
気温25度の暖かい日にちょうどいい半袖ワンピースは、ボウタイデザインを選ぶことでエレガントな雰囲気に。クラシカルかつドラマティックな印象なので、小物類もブルー系で統一し、品よくまとめるのがポイント。“決めすぎ”になりたくないときは、ナチュラルテイストの帽子を合わせることで程よくカジュアルダウンが叶います。
黒×黒のレイヤードでつくるこなれカジュアル
ノースリーブのシンプルなワンピースには、ベストをレイヤードして立体感のある着こなしに。同じ黒同士ながらも、ワンピースとベストの素材に差をつけることでおしゃれ度がグッとアップします。足元はスニーカーでカジュアルに仕上げたら、ミニボストンバッグで大人っぽさをプラス。動きやすさも抜群なので、旅行やレジャーにもおすすめのコーディネートです。
赤×白のギンガムワンピースで大人かわいく
パッと目を惹く赤×白のギンガムチェックワンピースは、季節感たっぷりで大人かわいい雰囲気が魅力!はっきりしたギンガムチェックや腰の共布ベルト、裾のはしごレースの視覚効果でスタイル良く見せられるのもうれしいポイントです。そのままで着るのはもちろん、カーデやパーカーを羽織っても◎。シンプルなサンダルを合わせ、すっきり見えを狙って。
大人のワンピースコーデは刺繍袖をアクセントに
刺繍のカットワークデザインが印象的なワンピースは、スキッパー襟&ハリのある質感できれいめに着られるのが魅力。最高気温25度の日には、ワンピースの下にパンツをレイヤードしたスタイリングで体温調節するのが◎。裾スリット入りのパンツ&華奢なデザインのサンダルを選ぶことで、抜け感のある大人っぽい着こなしに仕上がります。
モノトーンでシャープなサロペットコーデに
サロペットコーデはシャープなデザイン&モノトーンでまとめることで、一気にクールな印象に。大人っぽく見せるには、インナーに合わせるTシャツをきれいめなデザインにするのがポイント。バッグやサンダルなどの小物類もモノトーンで統一し、大振りのメタルネックレスをアクセントにすることで洗練された雰囲気に仕上がります。
ブルーの花柄ワンピースでフェミニンな空気を纏って
着るだけで女性らしい印象になれるシアーワンピースは、水彩で描いたようなやわらかな雰囲気の花柄が美しい逸品。首元の縁取り配色やバックリボンも相まって、上品かつフェミニンな雰囲気が楽しめます。最低気温25度の日にはそのまま、最高25度までの日にはカーディガンをプラスした着こなしが◎。羽織ものはワンピースに合わせ、フェミニンなテイストのものが好相性です。
カーキのサテンワンピースでこなれた着こなしに!
カジュアルな印象になりやすいカーキのキャミワンピースも、サテン素材なら大人っぽくきれいめな雰囲気に。より大人らしい着こなしにしたいときは、リネンライクなサマーニットを合わせたスタイリングが◎。さらに、足元はメッシュシューズで季節感を意識。それぞれの素材のおかげで、テクニックいらずなのにおしゃれなスタイルに仕上がります。
薄手の上着の羽織り物を使ったコーデ
肌寒さを感じる日には機能性ジャケットをON
「日中は気温25度だけれど、朝晩の冷え込みが気になる」という日には、軽めのジャケットをONしたスタイルがおすすめ。着心地もよく暑い時期でもさらりと着られるから、薄手のトップスとの相性も抜群。きちんとした印象なので、かっちりめのパンツを合わせればお仕事にも対応可。白系のバッグ・パンプスやスカーフをアクセントにし、きれいめに仕上げて。
きれい色カーデでおしゃれに冷え対策を
シンプルなVネックカーディガンは、何枚持っていても困らない着回しアイテム。モノトーンコーデに合わせるなら、淡いグリーンなどのきれい色カーデが大正解!袖を通すのはもちろん、肩掛けにしてこなれた雰囲気を出すのもおすすめ。ボトムスには凹凸感がかわいいジャガードスカートを合わせ、さりげない華やかさをプラスして。
ざっくり感がかわいい変形カーデ&カラーパンツで旬コーデ
白×赤の大人カジュアルスタイルには、たぷっとした袖やボレロ風デザインがポイントの麻調ニットカーデをアクセントに。程よい透け感がトレンドっぽさをプラスしてくれるうえ、冷房対策にも◎。トップスはパンツINにして脚長効果を狙うのがおすすめ。ヒールサンダルやスクエア型のかごバッグなど、大人テイストな小物を合わせきれいめに仕上げて。
シアーなジレが新感覚の大人カジュアル
トレンドの「シアー素材」でつくられたジレは、トレンド感たっぷりな着こなしが楽しめるアイテム。いつものコーデにひと足しするだけで、一気に旬のスタイリングに仕上がります。大人カジュアル派さんなら、インパクトのある柄パンツ+シンプルな黒Tにジレをレイヤードしたスタイルがおすすめ。小物は黒で統一し、モード感を意識してみて。
デニムライクなジレできれいめコーデ
今季注目の「デニムライク」な素材を使ったきれいめスタイルは、ジレがポイント。シンプルなブラウス、Tシャツに重ねるだけで、トレンド感たっぷりなのに上品なスタイリングに仕上がります。よりきれいめに着こなしたいときは、同素材のスカートとのセットアップが◎。全体的に淡いカラートーンでまとめて、女性らしさと爽やかさを演出して。
サッと羽織れるブルゾンは気温が不安定な日にも◎
薄手のブルゾンは気温の上下が激しい日の羽織ものとしても最適。パウダリーでやわらかな質感の素材なら、カジュアルにもきれいめにも着回せるのでおすすめです。シンプルな白のトップス×ライラックパープルのシフォンプリーツスカートにネイビーのブルゾンを合わせれば、メリハリの効いた大人カジュアルスタイルに。小物類は軽さを感じるテイストで揃え、季節感を意識して。
レース袖トップス&メッシュロングジレで洒落感たっぷりに
「カジュアルだけれど大人っぽく見せたい」というときは、淡い色合いのコーデを意識するのがおすすめ。袖のレースがほのかな女性っぽさを出してくれるトップスに、白のカーブデニムを合わせたら、メッシュ編みのロングジレをON。ベージュのロングジレなら、トレンド感をプラスしつつ白のカジュアルコーデを格上げしてくれます。
さらさら素材のニットフーディでつくるワントーンコーデ
気温25度の時期には、さらりとした質感の羽織ものが重宝。イエローの薄手ニットフーディなら、冷房や朝晩の冷え対策とおしゃれを両立できます。ボトムスにはフーディと同じイエローのスカートを合わせ、明るい印象のワントーンコーデに。白のインナートップス、小物使いでさらに爽やかな雰囲気をプラスすれば、重さを感じない軽やかな大人カジュアルが完成します。
長袖のシャツ・ブラウスを使ったコーデ
ダークトーン×シアー素材で抜け感たっぷりに
シアー素材×ナチュラルな風合いがこなれ感たっぷりなシャツには、同じダークトーンのスカートを合わせて。全体を落ち着いた色合いで統一することで大人っぽくクールな雰囲気に仕上がられます。シャツの前ボタンは留めても、外して羽織として使っても◎。足元はフラットなサンダルでリラックス感を出すのが、おしゃれ見えのポイントです。
ヘルシーな肌見せでこなれたトレンドコーデに
ゆるっと感がかわいいオーバーサイズシャツTシャツは、袖のスリットがポイント!ヘルシーな肌見せで女性らしさとトレンドっぽさが手に入ります。ボトムスには今季トレンドのカーゴパンツを合わせ、とことん旬の着こなしを意識。華奢なミュールサンダル&小ぶりなスクエアバッグを合わせ、フェミニンな着こなしを心がけるとバランスよくまとまります。
エアリーなブラウスで爽やかなスタイルに
くすんだグリーンが大人っぽいブラウスは、袖のピンタックデザイン&膨らんだデザインが大人の女性にもぴったり。白のテーパードパンツを合わせれば、シンプルなのに技ありなきれいめコーデが楽しめます。夏らしい雰囲気を楽しみたいときは、ラタン風のクラッチバッグやサンダルなど、季節を感じる小物合わせがおすすめです。
白のロンTは華やかスカートでおしゃれ度アップ
パンツやスカート、ジャンスカのインナーとしても活躍してくれる白のロンTは、気温25度の時期にも大活躍。オーバー過ぎないサイズ感なので、カジュアルだけでなくきれいめにも着られます。大人っぽい雰囲気で着こなしたいときは、パープルのプリーツスカートを合わせるのがおすすめ。サークルバッグやスカーフなどの小物使いで差をつけて。
メッシュプルオーバーでトレンドライクに
スポーティな印象のメッシュトップスは、今期のイチオシトレンド。黒のメッシュニットなら、大人っぽいカジュアルスタイルにもマッチします。ラウンドヘムがかわいい白トップスに重ねたら、ボトムスも黒のジョガーパンツで上下のカラーをリンク。白のバッグ&サンダル、バケットハットで爽やかさをプラスすれば、大人女子にぴったりなスタイリングに。
ネイビーベースのボタニカルセットアップコーデ
腰のリボンベルトが印象的なストライプ柄ワンピースは、きれいめカジュアルな着こなしがしたいときにも◎。麻混のナチュラルな風合いやスキッパー襟でかっちりしすぎず、こなれ感のあるコーデが楽しめます。二の腕が気になる人は、カーデ感覚で着られるノーカラージャケットをON。
ジャガードトップス×デニムの大人カジュアル
いつものデニムスタイルをアップデートしたい……と思ったときは、素材感たっぷりなトップスを合わせた着こなしが◎。ジャガード織りのぽこぽこ感が面白いハイネックカットソーは、メロウフリル使いがトレンド感たっぷり。デニムもデザインの入ったものを選び、カジュアルなのにこなれた雰囲気のスタイリングを楽しんでみて。
ベーシックなシャツはイエローでトレンドを意識
ベーシックな長袖シャツは、季節の変わり目に重宝するアイテム。ハリ感のある素材できれいめな雰囲気があり、そのまま前ボタンを留める、羽織るだけでなく、袖をたくし上げて抜け感のある着こなしも楽しめます。サマーツイード素材のマーメイドスカートと合わせるときは、裾をINしてすっきりとしたスタイリングにするのが◎。
今回は気温25度のおすすめコーデ31選をご紹介しました。
初夏から梅雨明け、夏の終わりから秋にかけての時期は、急に暖かくなったり涼しくなったりと気温が安定しない日も多いもの。半袖と長袖で迷ったら、「最高気温が25度なのか、最低気温が25度なのか」を一度考えてみるとよいでしょう。 また、半袖を着る場合でも、薄手の羽織ものを1枚持っていくと急な冷え込みにも対応できます。
25度の日の服選びに迷ったら、今回ご紹介したコーデをぜひ参考にしてみてくださいね!