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大分・別府温泉の旅行前にチェック!月別の平均気温と服装のポイントを解説

公開日:
更新日:

vol.274 / 2023.2.1

大分・別府温泉の旅行前にチェック!月別の平均気温と服装のポイントを解説

大分・別府温泉の旅行前にチェック!月別の平均気温と服装のポイントを解説

“温泉の聖地”とも言われている大分県の別府温泉。個性豊かな7つの温泉を楽しめる『別府地獄めぐり』が有名で、いつか訪ねてみたい……という人も多いはず。
そんな別府温泉ですが、現地ではどのような気温・気候なのかが気になりますよね。寒い地域だと暖かい服装の準備が必要ですし、反対に暖かい地域なら薄手の服を用意したくなるもの。これから別府温泉に行くなら、どんな服装を選べばいいのでしょうか?
ここでは別府温泉の年間の気候・気温や、季節別のおすすめの服装、観光スポットをご紹介します。別府温泉旅行へ行かれる方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

別府温泉とはどんなところ?

別府温泉は九州地方の「大分県別府市」にある温泉です。源泉の数や湧出量はなんと日本一で、市内には2,500以上の源泉が。中でも「別府八湯(はっとう)」と呼ばれる8つの温泉地は、さまざまな泉質の温泉が楽しめるとして、昔から多くの人々に愛されてきました。
別府では温泉や蒸気が噴出するさまを「地獄」に見立てて、温泉巡りを「地獄めぐり」と称しているのも面白いポイント。 コバルトブルーの美しい湯が楽しめる「海地獄」や、酸化鉄などを含んだ赤いお湯の「血の池地獄」などは、実際に足湯で楽しむことができます。
また別府温泉では、海岸の砂を温泉等で温めた『砂湯』が有名。インパクト大な砂湯はデトックス効果も高いので、日々の疲れを解消するのにもぴったりですよ。

年間の気候は?

別府温泉のある別府市は、年間を通じて温暖な「瀬戸内海式気候」にあります。基本的には東京エリアと同じか、少し高めの気温をマークすることが多く、四季の移り変わりがはっきりしているのが特徴です。
また、別府の夏は曇りの日が多く、蒸し暑さを感じることも。九州地方ということもあり、真夏には猛暑日を記録することもあります。降水量は都心に比べて多く、冬場は山間のエリアで雪が降る日もあります。季節によっては朝晩と昼間の寒暖差が強く出る日も多いので、重ね着できる服を用意しておくと便利ですね。

別府温泉の春の気候と服装のポイント

別府温泉の春の平均気温は、3月で8.5℃、4月になると13.4℃、5月になると18.1℃と少しずつ暖かさを増していきます。またこの平均気温は東京の都心部とほぼ同じです。気温の変化が激しい季節ゆえ、朝晩と昼間の寒暖差に対応できる服装選びを心がけるとよいでしょう。
ここでは春の別府温泉の気候にぴったりな服装や、観光スポットをご紹介します。

春の服装のポイント

3月の別府温泉は、冬の厳しい寒さが和らいで徐々に『春』を感じ始める気候に。本格的な冬装備だと暑く感じる日も出てくるので、冬~春向けのニットやカーディガン、ジャケットなどでの重ね着をするスタイルがおすすめです。また、日中から夕方にかけて出歩く場合は、体温調節がしやすいあったか小物(マフラーなど)を持っていくと安心。サッと身に付けるだけで、肌寒さを和らげられます。
4月になると気温も穏やかになり、辺りは美しい桜の景色が広がります。このころになると長袖のシャツやカットソー、薄手のニットなどにカーディガン、ベストなどを重ねるくらいでちょうどよく感じます。風が強い日や天気が悪い日は昼間でも肌寒く感じるため、ウインドブレーカーやジャケットなどを羽織るのがおすすめ。このころから紫外線量が増え始めるので、気になる人は帽子や日焼け止めクリームの用意も忘れずに。
そして5月になると、別府は目にも鮮やかな新緑に包まれます。木々の息吹を感じるとともに、気温もグッと上がり、昼間はちょっと厚着をしていくだけで汗ばむことも。気温が夏日に近くなる日は、半袖でも快適に過ごせます。それ以外は長袖シャツ1枚で過ごせますが、朝晩は急に気温が下がることもあるので、薄手の上着があると安心です。

春の別府温泉、おすすめスポット

別府温泉へ旅行に行った人にぜひ訪ねてほしいのが、桜の名所である「両郡橋(りょうぐんばし)」。こちらは別府市の高台にある橋で、春になると満開の桜と別府湾の美しい水面をセットで拝める絶景スポットです。
また、別府駅からバスに乗って行ける「志高湖」も春におすすめの観光スポット。志高湖は標高624mの山上にある湖で、周囲の豊かな自然を楽しむことができます。
特に春は、桜でいっぱいになり、辺り一面が美しいピンク色になることでも有名。冬以外はボート遊びもできますし、自然たっぷりの環境でバーベキューも楽しめます。ひとりでゆっくりと自然を眺めるのはもちろん、家族や友達、カップルで旅行に行かれる方にもおすすめの場所ですよ。

別府温泉の夏の気候と服装のポイント

夏の別府温泉は、ジメジメと蒸し暑い日が続きます。6月の平均気温は21.8℃、7月の平均気温は25.7℃、8月になると26.2℃と、都心並みの暑さに。温泉めぐりをすると体温が上がるので、できる限り涼しい服装で向かうとよいでしょう。別府周辺は雨量も多いため、梅雨の時期に訪れる場合は折り畳み傘などの雨具も忘れずに。 各月の服装選びのポイントは以下のとおりです。

夏の服装のポイント

6月の別府は、梅雨らしい“高温多湿”の気候が続きます。涼しく過ごすには、風通しの良いゆったりシルエットの服装がおすすめです。また6月は雨が降る日も多いので、撥水加工が施された服もおすすめ。雨具と合わせて準備しておけば、雨でびしょぬれ……なんてトラブルも避けやすいですよ。朝晩に外出する際は寒く感じる場合があるので、ごく薄手の上着を重ねると安心です。
そして7月に梅雨明けすると、別府温泉は一気に夏らしい気候に。昼間はグッと気温が上がる日も増えてくるので、半袖やノースリーブ、フレンチスリーブなどの軽装で過ごしてOK。暑がりさんは「接触冷感素材」をつかったインナーやトップスを選ぶと快適に過ごせます。デニムパンツやスキニーパンツなどの「厚手素材で密着するボトムス」はかなり暑く感じるので避けましょう。
なお、夏真っ盛りの8月は、とにかく通気性がよく涼しく過ごせる服を選ぶのが◎。日本の南にある別府温泉では、太平洋高気圧の影響によって“猛暑日”をマークする日も珍しくありません。半袖やノースリーブで風通しの良い服装を選ぶことはもちろん、水分補給、日焼け止めなどの紫外線対策もぬかりなく行いましょう。温泉に入るとかなり汗をかくので、タオルや着替えなどを持ち歩いておくと安心です。

夏の別府温泉、おすすめスポット

うだるような暑さの夏の別府温泉ですが、山上の「別府ロープウェイ」は山ならではの涼しげな景色が楽しめます。
別府ロープウェイは別府高原駅から鶴見岳の山頂駅までを結ぶロープウェイで、約10分間の空中散歩が楽しめます。6月の中頃からは「ミヤマキリシマ」という九州のツツジが山一面を染め、7~8月には夏の木々たちの緑や、別府湾を望む美しい風景が堪能できるスポットです。 到着後の山頂駅周辺では七福神めぐりもできるので、ご利益を授かりたい人は散策してみるといいかもしれません。
また、別府駅周辺では毎年7月末ごろに「べっぷ火の海まつり」というお祭りが開催されています。開催中の2日間は、別府駅前通りが歩行者天国になり、ビアガーデンや縁日、夜市などでにぎわいます。駅前通りを東へ進んでいった北浜公園ではフードフェスが開催されたり、最終日には北浜緑地帯~別府スパビーチエリアで打ち上げ花火が開催されたりするなど、夏らしい雰囲気を楽しめますよ。

別府温泉の秋の気候と服装のポイント

秋の別府温泉は、日を追うごとに少しずつ涼しさを感じるように。この時期は別府温泉旅行のベストシーズンでもあるので、温泉と紅葉、周辺の観光スポットやグルメも余さず楽しみやすいでしょう。平均気温は9月が22.9℃、10月が17.6℃、11月が12.0℃と、すべて都心並み。夕方から朝にかけては冷え込むため、防寒対策も忘れないようにしましょう。

秋の服装のポイント

9月の別府温泉は、まだ残暑が続いています。昼間は半袖トップスに涼しく過ごせるボトムスを合わせましょう。「夏服を着ると季節感がなくて垢抜けないかも」と気になる人は、秋らしいカラー合わせを意識してみるといいですね。また残暑が続いているといえど、天気が悪い日は肌寒く感じる場合もあります。「少し肌寒いかも」という日のために、薄手でかさばらないアウターを携行しておくと安心です。
9月を過ぎて10月に入ると、気温も5℃ほど下がり、過ごしやすい日が増えます。この1ヶ月は気温の変化がかなり激しいので、暑い日は半袖、涼しい日は薄手の長袖というふうに服装選びを工夫してみて。アクティブに旅行を楽しみたい人は、スウェットなどの動きやすい服装がおすすめです。雨が降ると寒くなるので、薄手のパーカー、ジャケットなどのアウターを用意しておくとよいでしょう。
11月になると、別府温泉では紅葉のピークを迎えます。周辺で紅葉狩りを楽しみたい人は、歩きやすい靴を履いていくとよいでしょう。服装はニット、ジャケット、コートなどの秋モードに完全シフトして。気圧などの影響で冬並みに冷え込む日も少しずつ増えてくるので、心配な人はストールなどの巻き物を持っていきましょう。

秋の別府温泉、おすすめスポット

別府温泉周辺には紅葉の名称が多数あります。そのなかでもおすすめなのが「白馬渓」。全国的にも“もみじの景勝地”で有名な白馬渓では、苔むした石橋と紅葉の織りなす風景が圧巻。秋らしい景色を満喫できます。毎年11月になると「もみじまつり」というお祭りが開催され、甘酒をいただけますよ。
また、別府駅の近くにある「別府公園」は、竹林と鮮やかな紅葉の風景や、キンモクセイの香りが楽しめるスポット。公園前にはコーヒー店もあり、温かいコーヒーを片手に自然を楽しむ……といった時間も過ごせます。 ちなみに、別府駅前周辺には飲食店が多数揃っており、大分や九州の海の幸、山の幸をふんだんに使ったグルメが楽しめます。お腹がすいてきたら、別府駅前で食べ歩きをするのもよいですね。

別府温泉の冬の気候と服装のポイント

別府温泉の冬は少しずつ気温が低くなるものの、平均気温は12月で6.6℃、1月で4.3℃、2月で5.3℃と、都市部とそう変わりません。標高の高い西部では積雪する場合もありますが、雪が降ることそのものが珍しいでしょう。
ただ、沿岸部では海峡から吹き抜けてくる北風の影響により、かなり寒く感じることも。また朝晩の冷え込みは都市部以上なので、重ね着や巻き物などで体温調節できるよう準備が必要です。

冬の服装のポイント

12月の別府温泉は、秋が終わってグッと冬らしい気候に。ニットなどの厚手のトップス+冬アウターの装備は必須です。日中は穏やかな暖かさを感じる日も多いのですが、朝晩はかなり冷え込むので、時間帯によってはダウンジャケットなどのアウターを選んでもよいでしょう。足湯を楽しみたい人はタイツより、レギンスやフルレングスパンツなどで防寒をするのが◎。
そして1月、真冬の別府温泉は12月よりも低い気温に。沿岸部では強く冷たい風が吹き荒れることが多いので、海沿いを散策する場合はダウンコート、ダウンジャケットなどの冬アウターを忘れずに。寒がりな人は裏起毛ボトムスで下半身からしっかりと防寒対策をしましょう。マフラー、手袋などのあったか小物をプラスするのもおすすめです。
2月下旬に入ると少しだけ寒さが和らぎ、分厚いダウンジャケットがいらない日も増えてきます。この時期にはニットにキルティングジャケット、コートなどのアウターがちょうどよく感じるでしょう。寒さが心配な人は、薄手のダウンジャケットを選んでもよいですね。

冬の草津温泉、おすすめスポット

寒い冬は温泉郷・別府の本領発揮ともいえる季節。とにかく温泉を堪能したい!という人は、ぜひ「別府地獄めぐり」をしてみてください。別府地獄めぐりでは、別府にある海地獄や鬼石坊主地獄、かまど地獄、鬼山地獄、白池地獄、血の池地獄、竜巻地獄の7温泉を周ります。湯気の立ち昇る個性豊かな温泉は、眺めているだけでも圧巻です。
地獄めぐりには路線バスでも行けますが、亀の井バスが運行している「別府地獄めぐりコース」を利用するとガイド付きで効率的に温泉めぐりができます。
また、別府の「ひょうたん温泉」では、温泉の蒸気で温めた天然砂に入る「砂湯」が楽しめます。岩盤浴のような高い発汗作用があり、デトックス効果もばつぐん。砂に埋まって入浴するスタイルが楽しく、貴重な旅の経験になります。

大分の別府温泉は、個性豊かな温泉が揃う人気のエリア。“地獄めぐり”で温泉をたっぷり満喫したあとは、周辺の自然豊かな観光スポットやグルメを堪能しちゃいましょう。
旅行の服装はいつもどおりか、1枚重ね着ができるアイテムを余分に持っていくと安心ですね。また、周辺の温泉めぐりをしたい人は、脱ぎ着がしやすい服装を意識するのもおすすめですよ。
本コラムでご紹介した“季節ごとの服装選びのポイント”を参考にしつつ、快適&おしゃれなコーデを考えてみてくださいね!

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