春~初夏にかけての時期、秋の入り口など、季節の変わり目は気温20度前後をマークする日が増えるもの。過ごしやすさを感じるこの時期は、おしゃれを堪能しやすいタイミング! とはいえ、最適な服装は気温20度“までしか上がらない”のか、“最低”気温20度なのかによっても変わります。ここでは、気温20度の日の服装選びについてたっぷりと解説。洋服の選び方のポイント、おすすめのコーデをご紹介します。 服選びに迷ったら、ぜひ参考にしてみてくださいね!
気温20度の季節とは?
気温20度の服装の選び方
最高気温20度の場合の選び方
日中は薄手の長袖トップスがおすすめ
朝晩や風の強い日はライトアウターが重宝
色で季節感を演出して
最低気温20度の場合の選び方
冷房の冷え対策に薄手の羽織ものを用意して
長袖トップスは風通しの良い素材で
サンダルはつま先が出ないタイプが◎
アイテム別オススメコーデ20選
最高気温20度の場合
最高気温20度の日には機能性ニットが活躍
最高気温20度の日に活躍する吸湿発熱素材ニット。定番カラーもいいけれど、秋口ならほっこりカラーで。ネックデザインは抜け感があり、大人女性のデコルテを美しく見せてくれます。トップスはインして、すっきりシルエットにしてスカート合わせが大正解。明るめトーンの小物使いで、季節を意識して。
柔らかなカラーで清楚なフェミニンスタイルに
伸縮性のよいリブニットにサーキュラースカートを合わせたスタイルは、オフィスにもおすすめ。シンプルだけど着まわしやすいスカートはパールボタンなどデザインにひとひねりあるアイテムを選ぶことでシンプルになりすぎません。足元にはシンプルなパンプスを合わせればシックな印象に。プライベートなら、メタリックなパンプスなど、派手めの足元にしてもかわいい。
大人配色のチェックでつくるスタイリッシュコーデ
トップス+ボトムのシンプルコーデは、チェックに替えるだけで一気に鮮度の高い着こなしに。ブラウンやブルー、グリーンなど“オトナ色”で構成されるチェック柄だから、クールな雰囲気が楽しめます。少し肌寒い時期にはジャケットを合わせ体温調節するのがおすすめ。大人っぽく見せたい人は、小物類を黒で統一して。
マルチウェイに使えるアウター×差し色カラーコーデ
気温20度の時期に長く活躍してくれるトレンチコートを使ったコーデ。コートは袖を外してジレとしても着用でき、さまざまな着回しが楽しめます。赤のニット、ホワイトデニムを合わせれば、フレンチ風のカジュアルコーデに。さらにおしゃれに魅せたいときは、首元のスカーフやビットローファーなど、遊び心たっぷりなアクセントをちりばめて。
デニムシャツ×ティアードスカートのカジュアルスタイル
コンパクトな丈感のデニムシャツは、真冬以外に重宝するお役立ちアウター。気温が微妙な時期の羽織りにもちょうどよく、ティアードスカートと合わせればさわやかなカジュアルコーデが楽しめます。日中は袖をたくし上げ、抜け感を出すことで垢抜け見えが実現。デザインインナーを合わせたいときは、ボタンを留めずバサッと羽織る着こなしでもOKです。
ふんわりフェミニンさが薫る花柄ブラウスコーデ
華やかな着こなしが楽しみたいときは、ボタニカルフラワー柄のブラウス&スカートで大人かわいさを意識!パール付きのタイトスカートなら、子どもっぽくならず大人の女性らしいスタイリングに仕上がります。ブラウスの柄やキャンディスリーブデザインのおかげで、アウターを脱いだ時にも華やかさをキープ。足元はパンプスでレディライクに仕上げるのがコツです。
ベージュの上品見えセットアップコーデ
きちんと見せたい日には、やや肉厚なダンボールジョーゼット素材で仕立てたトップス&スカートのセットアップコーデが◎。トップスはドルマンシルエットで、着心地もよく動きやすさも抜群。スカートもフロントボタン&サイドポケットのデザインが光ります。仕上げにシンプルなパンプス&ミニマムなバッグで印象を引き締めて。
オレンジのスカートで温かみのあるコーデに
フェミニンスタイルは、オレンジ色のシフォンプリーツスカートを主役に。トップスにはオフホワイトの薄手ニットアンサンブルを合わせ、スカートを引き立たせるのがおしゃれ見えのコツです。仕上げにグレージュのパンプス、ベージュのバッグでニュアンスを加えたら、女性らしく華やかなスタイルが完成します。
きれい色のワンピースでシンプルに美しく
落ち着きのあるグリーンのジャンドレは、1枚で着映えする逸品。深めのVネックでレイヤーコーデもすっきりと見せてくれる。裾に向かってふんわりと女性らしいシルエットです。ジャガードの表面感が女性らしさを演出してくれるので、カジュアルなロンT合わせのカジュアルダウンしたスタイルもおすすめです。
デニムワンピ×白ボトムスで大人っぽく
短めのクロップド丈カーディガンは、脚を長くスタイルアップして見せられる効果が絶大。これから取り入れるなら、シンプルなニットカーディガンから試してみて。目の詰まったハイゲージニットは、オフィスにもプライベートにも使いやすいきれいめな雰囲気が魅力。バリエーション豊かなボタンデザインがコーデをさりげなく格上げしてくれます。お仕事の日には、シンプルなパンツと合わせてきちんとコーデに仕上げて。
最低気温20度の場合
デザインブラウス×カラースカートの華やぎコーデ
盛りだくさんのオータムフルーツモチーフが華やかなブラウスと、セットアップスカートを合わせて大人カジュアルに。落ち感の美しさとシーズンレスで着用していただける肉感が魅力的な素材です。スカートにシンプルなトップス合わせもおすすめ。足元はサンダルやパンプスで抜け感を出すのがおしゃれ見えのコツ。メリハリよく、ブラウスはフロントINにするのが正解です。
ワントーンカラーで上品なフェミニンコーデに
特別なお出かけなどに、上品な印象にエレガントな装飾ボタンとフェイクポケットがアクセント。ワントーンでセットアップコーデがおすすめ。一枚で着映えるVネックカーディガンはどんなボトムとも好相性な優秀アイテムです。初夏には白系の小物、晩夏にはダークカラーの小物など、小物使いで印象を変えて楽しむのもおすすめ。
ベージュ×ドット柄スカートでつくる大人カジュアル
ストライプ織りの素材にランダムなドットをちりばめたスカートは、着回しやすさが◎。さりげないマーメイドシルエットが脚長に見せてくれます。トップスには風通しの良いコットンリネンシャツを合わせ、やさしげなニュアンスコーデに。全体をベージュや白でまとめることで、やわらかく女性らしいカジュアルコーデに仕上がります。
レッド×ブラックのトラッドな大人コーデ
目を引くの赤色をポイントに使った大人コーデ。トップスのカーディガンはトラッドな印象のポケットやゴールドボタンなど、ディテールにこだわったきちんと見えするカーディガン。テーパードのすっきりしたパンツを合わせれば、モードな雰囲気漂う大人コーデに。足元はキレイめなパンプスでトレンド感を意識して。
ロゴ×スカートで大人かわいいカジュアルコーデ
かっこいいプリントロゴプルオーバーに、ボリューム感たっぷりなジャガードスカートを合わせたカジュアルコーデ。ロゴコーデは子どもっぽくなりがちですが、全体をモノトーンでまとめることで大人っぽく着こなせます。スニーカーやバッグはスカートと同じ白で統一することで、きれいめな印象に。すっきり着こなしたい日は、トップスをフロントINにするのもおすすめです。
晩夏には渋めブラウンのパンツで季節を意識
きれいめな雰囲気のラミーシャツに、シャンブレー素材のパンツを合わせたシンプルコーデ。ラミーの透け感が今っぽい印象を作ってくれるので、トレンド感のある着こなしが楽しめます。玉虫色の光沢が美しいシャンブレー素材のパンツは、コーデに華やかさをプラス。落ち着いたブラウンをベースとしているので、晩夏にもおすすめです。
シアーストライプTシャツでこなれ感たっぷり
トレンドのカジュアルコーデに欠かせないシアートップスは、こなれ感のある着こなしが楽しめるアイテム。キャミソールとのレイヤードで適度な肌見せをし、抜け感あるコーディネートを意識して。ボトムスにはパキッとしたカラーパンツが好相性。センタープレス入り&テーパードシルエットなら、美脚見えも叶って一石二鳥です。
柄ブラウス×やわらかカラーパンツでレディに
パリでトレンドのチューリップ柄を落とし込んだブラウスは、上品ながら目を惹く雰囲気が魅力。大きめのパフスリーブや首元のギャザーで女性らしい着こなしが楽しめます。ミルキーなイエローグリーンのカラーテーパードパンツを合わせれば、オフィスにもぴったりなフェミニンコーデに。小物類は黒で統一し、印象を引き締めるのがポイント。
パラシュートパンツ&シアージャケットで旬の着こなしに
カーキのパラシュートパンツは今年らしいシルエット感が魅力。ハリのある素材&落ち着いた色合いが魅力で、真冬以外に大活躍します。サイドのポケット、センターステッチのおかげで美脚見えが叶うのも◎。シンプルな白Tにシアーなテーラードジャケットを羽織れば、初夏にもぴったりの軽やかなトレンドコーデに。足元はメッシュパンプスで抜け感を出して。
明るいムードの大人ワンピースで過ごす初夏&晩夏
日中グッと気温が上がる初夏&晩夏には、程よくゆったりしたワンピースがおすすめ。ボリュームスリーブデザインや衿ぐりのタックが女性らしく、落ち着いたピンク色が華やかなムードを作ってくれます。裾のハシゴレースで抜け感ある仕上がりなのもうれしいポイント。初夏はサンダルやかごバッグ、晩夏はパンプスやスニーカー、レザーバッグなどを合わせても◎。
今回は気温20度のおすすめコーデをたっぷりご紹介しました。最高気温20度になる春や秋ごろは、寒暖差が激しく服選びに悩みがちな季節。基本は薄手の長袖+羽織ものでお出かけすれば失敗なく過ごせます。 反対に最低気温20度の初夏・晩夏は、「涼しく過ごせる服装」が◎。ただし冷房が気になる時期でもあるので、カーディガンなど体温調節できるアイテムをお忘れなく。 今回のコラムを参考にしつつ、快適&おしゃれに魅せられるコーディネートをぜひ考えてみてくださいね。
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