毎日のコーディネートもマンネリ化してきた頃では?
とくに冬はアウターがコーデの主役になりがちなので、コートの中のスタイリングには手を抜きがち。
でも、そこにこだわりをプラスすることで、おしゃれへのモチベーションもアップ。
冬に着たいレディースファッションを「トップス」と「ボトム」のアイテム別にチェックして、
残りの冬シーズンをファッショナブルに楽しみましょう。
目次
【トップス編】
“ 冬コーデにおすすめの
アイテムと着こなし術
冬コーデのトップスで選ぶべきはニット一択。
「おしゃれは我慢」なんて言葉もありますが、暖かさを無視したコーデは現実的ではありません。
冬に頼れるのは、体感的にも視覚的にも暖かさをプラスしてくれるふわふわのニット。
一口にニットと言っても、デザインや色選びに工夫をすればマンネリとも無縁。
今の時期しか着れないニットスタイルと思えば特別感もアップ。
暖かく、それでいて可愛くおしゃれに見せてくれるニットの選び方と着こなし方をチェック。
1
今季マストハブな
「タートルニット」
2019-2020のAWで絶対に欠かせないのが、タートルニット。
身幅と襟の高さがたっぷりしたオーバーサイズを選ぶのが今季ならではのポイント。
ボトムを選ばずに着用できるので、1枚といわずに色やシルエット違いで数枚持っておきたいアイテム。
着こなしポイント
ボリューミーなタートルニットは、女性らしいツヤ感ボトムを合わせるのがおすすめ。
シルエットはルーズながらも上品な雰囲気で冬コーデを楽しめます。
カラーはペールトーンで統一して優し気な印象をプラスするのが◎。
2
ニットでこなれ感を出せる
「襟抜きニット」
今や定番となったトップスの襟抜きスタイル。
襟付きシャツで取り入れることが多い着方ですが、ニットでも挑戦を。
ざっくりとしたVネックニットなら襟抜きスタイルが叶います。
こなれ感が高まって、着こなしに新鮮味もプラス。
あまり見ない着こなし方だからこそ、周りと差をつけることも可能。
着こなしポイント
ニットの襟抜きでレディムードを高める一方で、ボトムはハンサムなパンツをセレクト。
フェミニンな着こなしと辛口なアイテムをミックスさせて、おしゃれバランスへのこだわりをアピール。
甘くなりすぎたくない大人女子ならではの着こなしを。
3
ナンバーワン注目カラー
「ブラウンニット」
ニットに限らずですが、今季はブラウンカラーが大ヒット。
兎にも角にもブラウンのアイテムを身に付けていれば旬度マックスに。
ニットでブラウンを取り入れるのなら、
中和役としてもワントーンにも使える優し気な雰囲気のものをセレクトするのが◎。
シーズン内でたくさん着たいので、着回し力の高いベーシックデザインを選んで。
着こなしの幅を広げましょう。
着こなしポイント
旬のブラウンニットは、ブラウン一色のワントーンコーデで着こなすのが断然おすすめ。
色を統一することで旬度が一気にアップ。
シンプルにまとめたいときには、色でブラウンカラーの濃淡でメリハリつけた無地コーデに。
単調に見せたくないときには、柄をプラスしたワントーンコーデに。
ブラウン一色のコーデでも、色調や柄物でメリハリをつけることでニットコーデに表情が追加されます。
4
重ね着前提の
「変形ニット」
冬コーデの主役になるニットこそ、デザインで差をつけたいもの。
重ね着前提の変形ニットならスタイリングのテクニック不要で新鮮な着こなしに。
コーデがなかなか決まらない日のお助けアイテムになってくれること間違いなし。
着こなしポイント
厚手ニット×厚手パンツなど、ワンツーコーデに落ち着きがちな冬。
おしゃれが難しく感じる季節ですが、主役アイテムを「レイヤード前提トップス」にすれば自然とメリハリのついたコーデが完成。
シャツとレイヤードするバックシャンなニットや、インナー追加必須の深Vニットなど、ひとクセ効いたニットトップスを選んで。
5
気分を上げる
「カラーニット」
とくに意識をしていなくても、黒やグレーなど、ダークトーンに落ち着きがちな冬。
コーデ全体のカラートーンが暗くなると、気分まで引きずられてしまうことも。
そんなどんより気分を吹き飛ばしてくれるのがキレイ色のカラーニット。
レッドやイエローなど、気分を明るくしてくれるライトカラーをあえて冬に着こなして。
着こなしポイント
鮮度の高いカラートップスはモノトーン合わせで落ち着かせるのが正解。
年を重ねるにつれて距離が遠くなる派手色ニットも、
ベーシックなモノトーンアイテムと合わせることで取り入れやすさがアップ。
フェミニン派は膝下タイト×タイツを合わせてコンサバに。
カジュアル派はスキニーボトムを合わせてシンプルに。
色とアイテムのバランスでカラーニットを手玉にとって。
【ボトム編】
“ 冬コーデにおすすめのアイテム
いつもの冬コーデをブラッシュアップするには、ボトムの選び方が重要に。
使いやすさを重視するとデニムやスキニーパンツなどを選びがちですが、
それ以外を選んでも防寒や着回しは十分に可能。
ニットのカジュアルさを払拭するツヤ感スカートや、厚手タイツを仕込んでも着膨れしないワイドパンツ、ゆる×ピタのシルエットを作ってくれるタイトスカートなど、取り入れたいボトムは多数。
おしゃれのカギを握るのはボトムと言っても過言ではありません。
今冬絶対に取り入れたいボトムと、その着こなし方をチェック!
6
上品なメリハリをもたらす
「サテンスカート」
重くなりがちな冬コーデに軽やかさをもたらすサテンスカート。
ツヤ感があり、歩く度にふわりと揺れるシルエットで女性らしさも同時にキープ。
素材に特徴があるので、色選びはなるべくベーシックに。
どんな色とも合わせられるホワイトカラーやレンガ色がおすすめ。
着こなしポイント
スカートに落ち感がある分、トップスにはボリュームのあるアイテムを選ぶのがポイント。
今季トレンドのハイネックニットは相性◎。ボトムとトップスのコントラストを重視して、メリハリのあるコーデを混んで。
アイテム自体の印象を重くするぶん、カラーバランスで軽やかさをプラスするのが今っぽいスタイリングに仕上げるコツ。
7
カジュアルには穿かない
「ニットパンツ」
穿き心地が楽ちんでリラックスムード漂うニットパンツ。暖かな素材なので防寒性も◎。
ラフな印象が強いアイテムですが、カジュアルには落とし込まずに上品な着こなしで楽しむのが今季ならでは。
絶妙なニュアンスカラーを選ぶことでエレガントな雰囲気がアップ。
リラクシーでもきちんとして見えるニットパンツを選んで。
着こなしポイント
ニットパンツは体のラインが出やすいので、なるべくゆとりのあるワイドパンツを選ぶことが大人女子世代の着こなし方。
とくに気になるヒップ周りをカバーするためにも、お尻にかかるオーバーサイズのトップスと合わせて。
足元はヒールできちんと感をプラスするとカジュアルを回避。
8
コンサバにならない
「タイトスカート」
タイトスカートというとコンサバなアイテムというイメージが強め。
でも、デザインに一工夫あるものを選べばモードな印象に昇格することも可能。
ラップ風のデザインやスリットが入ったものなど、少し辛口なワンポイントのあるタイトスカートを選んで。
ヒップや足にぴったりとフィットするようなものでなく、ほんのりと裾に向かって広がるAラインを選ぶこともポイント。
タイトスカートに付きまとうセンシュアルな印象を回避できます。
着こなしポイント
タイトスカートの着こなし方は、「優等生な正統派」と「抜け感のある外しコーデ」の主に2種類。
正統派の着こなし方はトップスをインしてコンパクトにまとめること。
色のバランスで遊びを取り入れるのがおしゃれに見せるコツ。
抜け感にフォーカスした着こなし方は、トップスをアウトで着るのがポイント。
ゆるっと力の抜けたコーデが今っぽさ抜群。
9
裏起毛な
「テーパード」
外にいることが多い日は、とにかく暖かさ優先のコーデに。
スッキリとしたフォルムなのに裏起毛で暖かさは抜群の裏起毛パンツがおすすめ。
暖かいだけでなく肌触りも抜群。まるで毛布をまとって過ごしているよう。
冬場のパンツは穿いたときにヒヤッとして着替えも億劫になりがちですが、裏起毛なら穿いた瞬間暖かに。
着こなしポイント
きれいめアイテムもテーパードパンツはトップス次第でビジネスライクに偏りがち。
今っぽい抜け感とプライベートでも着れるカジュアルさをプラスするのなら、オーバーサイズのニットと合わせるのが◎。
ニットのフロントだけをパンツにインしてメリハリのある着こなしを。
もっと休日仕様にしたいのなら、着流しアウターやファー小物などで遊びを取り入れるのがおすすめ。
10
冬スタイルにメリハリをつける
「プリーツスカート」
歩く度にふわりと広がり、エレガントな揺れ感が美しいプリーツスカート。
ニットやウールでのっぺりとしがちな冬スタイルにメリハリを与えてくれるアイテム。
穿くだけで女性らしさが出るのも◎。
冬のお出かけやデートシーンにもぴったり。
着こなしポイント
主役級のプリーツスカートをあえて脇役として使うのが今季流の着こなし方。
ロングトップスの下に重ねるイメージで穿きこなして。
プリーツスカートのドッキングワンピースを思い浮かべながらスタイリングを組むとまとまりやすくなります。
冬はアイテムの選び方とスタイリング力によって、暖かくてもおしゃれなコーディネートを楽しめます。
モチベーションが下がりやすい冬こそ、着てて心地よく気分の上がるおしゃれファッションを楽しみましょう。