私らしさを纏う女性たち

今を自分らしく
楽しめるかどうかは
自分次第。
その意識ひとつで
おしゃれも変わります

長屋 なぎさ

仕事に邁進しながら、子育てにもまっすぐと向き合う
ライフスタイルプランナーの長屋なぎささん。
その芯のある生き方はもちろん、シンプルななかに個性が
滲むファッションにも注目が集まっています。
「常に自分と向き合い、必要なもの、優先すべきものを
確かめている」という彼女が考える、自分らしいおしゃれとは。
自らスタイリングをし導き出した5つのルールから、
長屋さんの“今”を紐解きます。

Rule01

OFF⇄ONをつなぐ
“スライド上手”な
セットアップを活用

「ニットアップは、大好きなアイテム。リラックス感があって女っぽく見えますし、外出先から家に戻り、着替えないですぐ息子との時間にスイッチできるから。それに、おうち時間が増えたからといって1日中パジャマで過ごすより、心地いいけどちゃんと気分を上げてくれるものを身につけていたいんです。そうゆう意味で、このニットアップは理想的。上下のバランスがきれいで、抜け感のある裾スリットも素敵。ピンクベージュのような色みもシャレています。外出するときは、髪をウェットでタイトに、メークは目元や眉毛にポイントをおいてシャープめにします。すると途端に、リラックスした服からモード感のある服に変わるんです。ヘアメークで印象をガラッとチェンジできるのも、このニットアップの魅力ですね」。

ITEMS

Rule02

クローゼットの巡りをよくする
“活性服”を常備する

「今よりずっとカジュアル志向だった20代の頃は見向きもしなかった白シャツ。30代に入り、独特の緊張感を心地よく感じられるようになってから出番が増えました。気持ちを引き締めたいときに1枚で着るのもいいけれど、実は着慣れたアイテムの鮮度を上げたいときのバイプレーヤーとしても万能だと感じています。たとえば、このスタイル。単品で着ても素敵なニットワンピースとワイドパンツですが、白のバンドカラーシャツをつなぎ役にレイヤードすることで、それぞれの印象が見違えます。そうした新しい発見がその服に対する高揚感を喚起し、長く、大切に着よう、と改めて思うことができるんです。アレンジしやすい白シャツはまさに活性剤となるアイテム。私のワードローブにいい循環を生んでくれています」。

ITEMS

Rule03

今の気分や体型に合わせて、
ベーシックの質を上げていく

「気軽に着られるカーディガンとデニムパンツは、私のベーシックワードローブの常連。この2アイテムを使ったスタイルは、今回撮影したなかでいちばん普段の私に近いかも。カーディガンは、透け感が絶妙で、上品に女らしく見せてくれます。デニムも気が利いていて、程よくゆるいシルエットやフロントのデザインポケットが新鮮。アイテムそのものはベーシックだけど、どこか今の匂いがしたり、体型をきれいに見せてくれたり、ワクワク感があるんです。その気持ちを大切にして、自分にとってのベーシックをステップアップさせていくのが私の服選びの基本。その繰り返しが、自分らしさにつながっている気がします」。

ITEMS

Rule04

カジュアルに羽織るだけで
上質感と女らしさを盛れるアウターがマスト

「“いつもかっこいいママでいたい”という気持ちから、工夫しておしゃれを楽しむようになりました。気持ちが上がるデザインでウォッシャブルのものを選んだり、息子と一緒に思いきり走りまわれるスニーカーのバリエーションを増やしたり。羽織るだけでさまになる時短アウターも必須アイテムなのですが、このコート、すごくいいです。トレンチ特有の凛とした雰囲気はありつつ、とろみ素材で女性らしさもあって。着ていることを忘れそうなくらい軽やかなのも優秀。サラッと着るだけでいいムードがでて、Tシャツにジョグパンツ、スニーカーという定番カジュアルがクラスアップします。きれいめコートとカジュアルアイテムのMIX感も気張らなくて好き」。

ITEMS

Rule05

フェミニンなスタイルほど
モードに振りきる

「このワンピースのようにフェミニンな服を着るときに意識するのは、甘さではなくかっこいい色気。全体をダークカラーで締め、モードなブーツでクールに引き寄せました。とはいえ春夏らしさもほしかったので、バッグに差し色をプラス。パープルって甘くなりすぎず、モードなスタイルに映えるんです。それにしてもこのワンピース、サラサラとしていて気持ちいいです。今回はカットソーとレイヤードしましたが、真夏は潔く1枚で。かごバッグとビーサンを合わせてカジュアルにしても可愛いと思います。さまざまなコーディネートが想像できるのも、このワンピースをワードローブに迎えたい理由のひとつです」。

ITEMS

My fortune tips

仕事もプライベートも。
私の気持ちを高めるお守り

せわしない毎日のなかで、
ポジティブな自分に立ち返るために
大切にしているコトやモノ。

深夜の“ひとりネイル”が
プチ贅沢。
これだけで
機嫌のいい自分になれる

最近やっと、夜息子を寝かしつけた後、ゆっくりコーヒーを飲んだり、映画を観たりする余裕ができました。なかでも、ネイルは密かな楽しみ。指に好きな色を乗せていくだけで、こんなに幸せな気持ちになれるなんて思いもしなかった。出産前は、自分でネイルを塗ることを面倒くさいとすら思っていたのに、今はそれが楽しくて仕方ないんです。今気に入っているのは、ブラウン系やミントのくすみカラー。限られた時間のなかで上手に自分の気持ちを満たしながら、いつも機嫌のいい私でいたい。どんなに忙しくても、家族の前では笑顔でいたいと思っているんです。

Profile

長屋 なぎさ[ライフスタイルプランナー]

1986年生まれ。アパレルブランドでPRなどを担当後、27歳で独立。企業のディレクションや商品開発など、その活躍は多岐にわたる。著書に「155cm STYLE -365 DAYS-」、「小柄な大人の一生おしゃれでいられる10のルール」(宝島社)など。

Model, Styling, Hair&Make-up Nagisa Nagaya
Photographer Hiroshi Fujiwara(Pygmy Company)
Edit&Text Yoko Enomoto(TENT) / Design Nana Wakae(White Agency)


LAUTREAMONT(ロートレアモン)の自分の人生を生きる女性たちに、自分らしくいられるファッション観を インタビューしたコラムがスタート。第3回目のゲストはライフスタイルプランナーをはじめインナーブランドディレクターなど 様々な方面で活躍中の長屋なぎささん。レディースファッション通販のJLounge【公式】