部屋着とパジャマの違いとは？

部屋着とパジャマは似ているようで実は役割や目的で異なるものです。

それぞれを分けることで得られるメリットもあります。

部屋着とパジャマのそれぞれの特徴をチェックしましょう。

パジャマの特徴

パジャマは、睡眠時に着用するものを想定して作られたアイテムです。
快適な睡眠をサポートする役割があり、保湿性や保温性、通気性などに優れています。
外に出ていくことについては想定されていないので、着心地重視でデザイン性も控えめになっているものが多いです。
寝ているときや寝返りを打つときに圧迫感や違和感がないよう、シンプルな作りになっているのです。
また、寝る前にパジャマに着替えることで、身体や脳を寝るモードに切り替えやすくなります。
質の良い睡眠のためにも、寝るときには専用のパジャマを用意するのがおすすめです。

部屋着の特徴

部屋着はその名の通り、部屋で過ごすときに着用するアイテムです。
室内でくつろぎながら過ごすことを想定されたアイテムが多くなっています。
朝起きたらパジャマから部屋着に着替えることで、身体と脳を活動モードに切り替えやすくなります。
リモートワークで朝の切り替えが大変という方にこそおすすめです。
また、ルームウェアももちろん着心地にこだわったものが多いですが、デザイン性についても重視されてるのが特徴です。
アイテムによってはワンマイル程度の外出もできるものもあります。着心地のいいカットソーやニット、ワンピースなどを部屋着とするのも◎。

部屋着選びのポイント

着心地が良くてリラックスできる

自分のおうちでゆっくりと過ごすときには、できるだけリラックス気分を味わいたいもの。
柔らかい素材で締め付け感が少なく、肌触りの良いルームウェアなら、自然と心も身体もほぐれます。
天然素材の麻や綿、絹などの素材は着心地がよくおすすめです。
また、吸湿性や保湿性、保温性、伸縮性のある素材であることも大切なポイント。
季節に合わせて生地を選ぶことはリラックスするためにとても大事です。
春夏は汗を吸って乾きが早いもの、秋冬は保温性と保湿性が高いものを選びましょう。
快適な時間を過ごすためにも、着心地の良さにはこだわるのがおすすめです。

動きやすい素材＆シルエット

お部屋で過ごすときには意外にもたくさん動くもの。
リモートワーク中はもちろん、家事をしたり育児をしたりするときには動きやすさが重視されます。
伸縮性が少ない素材は動きにくいのはもちろんリラックス感も少ないため避けたほうがベター。
軽く引っ張ったときにほどよく伸縮性があるアイテムを選ぶのがおすすめです。
ただし、ゆとりのあるシルエットであれば多少の伸縮性もカバーできます。
身体を泳がせてくれるサイズ感のアイテムは動きやすさも十分。ワイドパンツやフレアワンピースなどを部屋着として選ぶのも◎。

お手入れがしやすい

たとえ1日をお部屋の中だけで過ごしたとしても、実は汗や皮脂などを吸って目に見えない汚れが蓄積しています。
いつも清潔な部屋着を身に纏うためにも、お手入れしやすいアイテムを選ぶようにしましょう。
ホームクリーニングができないアイテムはどうしても着用回数が減り、なかなか手を伸ばしにくくなります。
特別なお出かけ着であればOKですが、部屋にいるときには汚れを気にせずに気軽に着たいもの。
だからこそ部屋着には、手洗いや洗濯機洗いが可能なアイテムを選ぶのがおすすめです。お手入れ簡単なアイテムであればたくさん着回すことができます。