Fashion Magazine vol.60
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細く見える着痩せコーデの作り方!
気になる体型のカバー方法



薄着になり、おしゃれが楽しい夏。

しかしその一方で、二の腕やウエスト、ヒップなどのボディラインが気になる季節でもあります。

そこで今回は、気になる部位別の着痩せコーデを伝授。
細見えの法則をチェックして、夏のおしゃれを楽しんで。







細見え確実、着痩せコーデの法則とは?


Fashion Magazine vol.60




いきなりですが、皆さんは「着痩せコーデ」と聞いてどんなスタイリングをイメージしますか?

体をすっぽりと覆うマキシ丈ワンピース? それとも、引き締め効果のある黒一色のコーディネート?

たしかに、ビックシルエットの洋服でボディラインをぼかしたり、ダークカラーで全体を引き締めたりするのは有効な手段。

でも、デザインや素材によっては、かえってボディラインが強調されたり、反対に太って見えたりすることも……。

メリハリのないコーデは寸胴に見えるし、単色使いのコーデは重たい印象になりがち。



着痩せコーデを成功させるために必要なのは、1つのアイテムや着こなし方で片づけようとするのではなく、「色」「シルエット」「素材」のバランスを取ること。

たとえばAラインのマキシワンピでも、ベルトでウエストマークするだけでキュッと引き締まった印象に早変わり。

「お腹周りが気になるから、ふんわりさせてカバーしたい」と考えがちですが、ベルトで締めてくびれを作るほうがよっぽど潔く、そして細く見えます。



また、ダークカラーで全体を引き締めたいという場合、1点どこかに明るい色を入れるのがポイント。

ダークカラーとライトカラーのコントラストでメリハリがつき、軽さと抜け感がアップ。

「明るいカラーは膨張して見えるから」と敬遠する方もいますが、引き締めカラーを引き立たせるために、あえて明るいカラーを取り入れることが着痩せへの近道。



そのうえで、アクセ使いや肌見せをプラスしてコーディネートを整えるのが、ワンランク上の着痩せ術。

「アクセをつけると気になるパーツが協調される気がして嫌」「太いから足や手を出したくない」などの声もよく聞きますが、全身を洋服で包んで体型を隠すより、アクセで明るさをプラスしたり、肌見せをして抜け感を取り入れたりするほうが、スッキリとして見えるもの。

全身の中での細い部分、首・手首・足首の3か所を見せれば、全体が華奢な印象になります。


















気になる部位別!
着痩せコーデのポイント


2つの首につられて
「上半身」を華奢に見せる



上半身の着痩せポイントは、思い切って首元を出すこと。
首まで詰まったトップスを着用すると、上半身を占める範囲が広く見えて、より一層大きく太い印象に……。

Vネックトップスや抜け襟のシャツをざっくりと纏って、首元に抜けをつくり、軽やかな印象にするのがポイント。

さらに袖をまくって、上半身の中で一番細い手首を見せることも、着痩せに貢献するスタイリング術。

上半身が太めの方は二の腕に脂肪がつきやすい傾向があるので、七分丈や五分丈などのトップスを選ぶのがおすすめ。

気になる二の腕をカバーできて、細い手首を自然にアピールできます。













ずるずるのバランスで
「下半身」を細見せ



上半身に比べて下半身のボリュームが気になるという女性は多いはず。

一度つくとなかなか落ちてくれない下半身の脂肪をカバーするためには、「長めトップス×ワイドパンツ」のずるずるコーデが◎。

ワイドパンツは太ももやふくらはぎをカバーできるものの、腰回りやヒップのカバーはできません。

そこで長めトップスをかぶせてあげると、下半身全体のカバーが可能に。

長めトップスとワイドパンツを組み合わせたスタイリングはトレンド感もあり、下半身カバーと今っぽさの両方が叶います。












ボディラインを曖昧に
「ウエスト」の視線をずらして



ウエストの着痩せのコツ、それは「視線」の誘導にあり。

ウエストよりも細い部分、つまり胸下にまでウエストを引き上げて、ウエスト位置を高く細く見せるのがポイント。

ボディラインを曖昧にすることが着痩せの極意。

そのために活躍してくれるのが、胸下切り替えのワンピース。

胸下から広がるワンピースはウエスト周りをふわっとカバーし、さらに足長効果まで叶えてくれる優秀アイテム。

フレアシルエットで体型を緩くカバーしながら、余裕ただよう大人リラックスムードの着こなしを叶えてくれます。

ベルト付きのワンピースも視線誘導にぴったり。

ウエストよりも少し上の位置でキュッと絞ることで、ウエストを高く細く見せることができます。













大胆な肌見せが
「顔回り」のスッキリ見せを叶える



顔回りをスッキリと見せるためには、首からデコルテにかけての部位を大胆に肌見せするのがおすすめ。

首元まで詰まった洋服は顔の輪郭を引き立てるので、余計に顔が大きく見えてしまうことも。

深いVネックやオフショルトップスをさらりと纏って、大人の余裕溢れる肌見せコーデを楽しんで。

色は引き締め効果のあるブラックやブラウン、ネイビーなど、ダークカラーを選ぶのがポイント。

顔回りをスッキリと見せながら、上半身痩せも狙えます。

トップスで肌見せをするときには、ボトムはロングたけを合わせるのが大人コーデのセオリー。

肌を見せすぎない控えめなコーデが、かえって大人の色気を引き出します。

Vネックやオフショルトップスと相性のいいワイドパンツを合わせて。












「二の腕」の着痩せは
フレンチスリーブの攻守がカギ



二の腕の太さをカバーしたいのなら、五分丈や七分丈など、二の腕をすべて覆ってしまうトップスを選べばそれでおしまい。

でも、それだけではオシャレの幅が狭くなり、なにより真夏には不向きです。

夏に最適な二の腕カバーは、「見せながらも隠す」という攻守のバランスがポイントに。

袖口が斜めにカットされたフレンチスリーブを取り入れれば、二の腕の太い部分をカバーしてくれるので、腕を出しながらもほっそりと見せることが可能。

腕が出ることで涼し気な雰囲気も漂い、夏にぴったりのさわやかルックに◎。

袖がロールアップされていたり、フレアになっていたりするものを選ぶと、さらに二の腕痩せが狙えます。













「ヒップ」を包み込むロングシャツが
強い味方に



大きなヒップをカバーしたいときには、フレアスカートやワンピースをチョイスするのがこれまでの発想でした。

しかし、ヒップが突き出るように目立っている場合、フレアスカートやワンピースでもヒップラインを拾ってしまうことも。

すると余計にヒップ周りが広がって、より大きく見えることに……。

そこで、ヒップ周りをカバーするためのニュースターとして、ロングシャツを提案。

丈長めのロングシャツをボトムの外に出してフワッと着ることで、ヒップのラインを拾うことなくカバーできます。

ハリのあるシャツならボディラインに沿わずに着こなせるのです。

ロングシャツをボトムにINせずに外に出して着るときは、テーパードパンツなどコンパクトなボトムを合わせるのがポイント。

下半身はスリムに抑えて全体の広がりを絞って。













あえての“もたつき”が
「足」をほっそりと見せる



多くの女性を悩ませる、太もも~ふくらはぎにかけての足太り。

エクササイズをしてもマッサージをしても、なかなか効果が出にくいパーツです。

そんな足をすぐにでもほっそりと見せたいのなら、「着痩せテクニックを取り入れる」の一択。

足の細見せには、あえての“もたつき”を味方につけて。

もたつきとは、ワイドパンツやフレアスカートなど、ボリュームのあるボトムの余白のこと。

布をたっぷりと使ったドレープのあるパンツやスカートをチョイスして、足のラインをごまかしましょう。

足首の太さも気になるというのなら、足元すれすれのボトムを選んでヒールとあわせるのが◎。













【季節別】
着痩せコーデのポイント



ここからは、これからの季節にかかわらず、春夏秋冬別の着痩せコーデのポイントをご紹介。


いつの季節もおしゃれを楽しみながらスッキリ細見せを目指して。


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ペールトーン×ダークトーンの抑揚で
「春」の着痩せをつくる



春といえば、カラフルな色合いのファッションを楽しみたくなる季節。

ここ最近では、ミントやラベンダーなどの淡いペールカラーがトレンドに。

人気カラーを着痩せスタイルに落とし込むなら、ダークトーンとの組み合わせがマスト。

淡いペールカラーは膨張して見えるため、引き締め効果のあるダークトーンと合わせてコントラストを楽しんで。






出すべきところは出すという覚悟で
「夏」の着痩せを



夏の着痩せは軽やかさがポイントになるので、ある程度の肌見せが必須。

肩・デコルテ・手首・足首をオープンにして、コーデ全体に抜け感をプラスして。

また、夏はスカートを履く機会が増える季節。

台形またはフレアスカートをチョイスするのが◎。

裾が広がったデザインのスカートは足を細く見せてくれます。






レイヤードスタイルで、こなれ感ある
「秋」の着痩せに挑戦を



気温が落ち着き、ファッションが楽しくなる秋。

ジレやベストを使ったレイヤードスタイルで着痩せを狙って。

ロング丈のジレはIラインを作るので、細く見せるだけでなく身長を高く見せる効果も◎。

ヒールやハットなどの小物をプラスして、とことんスタイルアップを目指して。






「冬」でもタックインが着痩せのコツ



厚手のニットやウールのボトムなど、冬はとにかく着膨れしがち。

とはいえ、寒い冬に薄着をするのもミスマッチ。

暖かさはそのままに、着痩せをするのなら着こなし方にひと工夫を。

丈の長い厚手ニットでも、フロント部分をボトムにINするだけでウエスト位置が上がってスタイルアップ効果が。

冬でもタックインが着痩せを作る合言葉。








着痩せで大切なのは、「隠すだけではNG」と理解すること。

足し算と引き算のバランスがおしゃれに着痩せを楽しむコツになります。

パーツ別、季節別の着痩せポイントをマスターして、昨日よりスタイルのいい自分にアップデートしていきましょう。

















ダイエットは1~2日で効果が出るものではありませんが、ファッションでなら一瞬でスタイルアップが叶います。パーツ別、季節別の着痩せポイントをチェックして、理想のスタイルに近づきましょう。